アメリカの建築資材に関するサイズ
ツーバイフォー(2インチ X 4インチ)はなぜ1対2でないのか?
この問題は寸法に有るのではなく、製材に有るのです。元々ツーバイフォーを製材する時は2インチ掛ける4インチ、1対2の寸法で切って有ります。市販されている2X4 は 既にS4S加工がされてある物で "Surfaced on 4 Sides" と言う四面カンナがかかて有る訳です。Soft wood針葉樹の製材には一面1/4インチ削るので2面で1/2インチ減る訳です。

ツーバイフォーのサイズ
2x4 = 1.5" X 3.5" 2X6 = 1.5" X 5.5" 2X8 =1.5" X 7.5" (又は7.25")
と0.5インチ少なくなります、そして2x8からは0.5~0.75インチ削られ事が有ります。これは直線を出すのに製材元により多く削る事が有るからです。
2X2 = 1.5" X 1.5" 4X4 = 3.5" X 3.5" と成ります。
Note : アメリカでの古い建築物はこれらの2X4もフルサイズで使用されていたので 2"X4"でした。また現在でも材木屋にはラフ(rouhg) と言う鋸めの着いた荒い状態の物もフルサイズで売られています。通常このラフの状態の方が値段が高いのです。主にエクステリアなどの見える所に使用します。
広葉樹(K.D.)の規格サイズ
K.D.とは Kiln Dry の意味で人工的に炉で乾燥されたものの意味です。K.D.の材木には高価な針葉樹も有りますが、針葉樹の製材は上の様に成ります。
アメリカ産の広葉樹のサイズ4/4"は3/4”なのはなぜか?
広葉樹の製材は一面 1/8" ずつ削るので、上下二面削ると 1/4" 減る事に成ります。そして広葉樹のサイズ表記は厚み1/4" 刻みなので 4/4" , 5/4" , 6/4" , 8/4" , 12/4" の様になります。
広葉樹の製材の種類
- Rough : ラフは四面荒切りのままの状態 4/4"は厚み1”
- Surfaced 2 sides (S2S) : 二面削りの状態、4/4" の厚みは、削り分1/4"減るので3/4"
- Straight Lined Ripped (SLRIE) : 三面削りの状態、厚みはS2Sと同じで、一辺の木端が直線に切られてある状態


4/4" S2S (3/4")の板の山、勝手に選んでレジに持って行く。Self pulling out
1"=4/4"=25.4mm, 3/4"=19.05mm
16" ...?

アメリカのテープメジャーには16インチおきに赤いマークが有る、さてこれはなにか。?
これはツーバイフォー建築にとって大変重要なメモリです。Stud と言う壁のネタが16インチおきに成ってあるその目盛りなのです。スタッドが心々16インチの事を英語で 16" on center と言い図面上では 16"O.C. と書きます。
16インチ・オン・センターは壁だけに限らず、joist と言う床や天井のネタもこの間隔になています。ですから例えば壁を塞いでも、一本探せばこのテープメジャーで続きが分かるのです。キャビネットの取り付けはこのスタッドを狙って取り付けます。

アメリカのベニア(Plywood)のサイズは 4尺X8尺(1,219 X 2,438) です。
4'=48",8'=96" なので16インチの倍数に成り、plywoodとstudの関係が出来てあります。
古いアメリカの家屋には24インチ・オン・センターのものが多いです。このような家はまだベニアがない頃の物です。
つづく