大阪北のお初天神に新しく出来るショットバーのカウッターとスツール12脚を請け負うことになった。知人の豊川木工の豊さんの紹介で、大阪南港近くに有る青木木材に材料を吟味しに行った。内外原木卸販売を扱うこの材木所は川沿いで海にも近く外国産材木や国内産も港から運ばれて来る。
内外原木卸販売 青木木材:大阪市住之江区平林南1−1−25 06−6682−1220
私はあまり日本でこの様な銘木の買い入れの経験がないので値段の付け方には興味が有るが。今まで聞いた所ではそれぞれ値段の付け方が共通してなく、「これなんぼ」の世界が多かった。先週は東北の材木屋さんと話をする事があったのでこの材木の値の付け方について聞くと、東北では一石(いっこく)単位で、大阪の店では立米(りゅうべい)単位だった。
そしてこの様な材木店で値段を聞く時には、この板いくらですかでは値段が高いのか安いのかが分からなくなるため、これからは立米いくらですかで聞いた方が良いと分かった。しかし店に寄っては板目や状態で売るのでそんな聞き方をしても答えてくれない所も多い。
大阪の住之江、南港近くには多くの材木所が有った、貯木場も所々に有る。安く材木を仕入れるのは至難の業だが、種類も様々で一日ゆっくりそのうちに時間を割いてみたい。
今回買おうかと目星をつけた材木は上の写真の材で、アフリカ産のイゾンベと言う木だ。厚み60〜70ミリで幅は700ミリ程長さは10メーター、二枚買うので合わせて1立米弱で36万円は安いのか高いのか今の知識では分からないが、もう一度調べてから買う事にしよう。

今回のスツールはお客さんの要望で革を張る事に成った。座板の上にチップウレタンとスポンジのウレタンその上に革を張る。今日は革の卸業者、大阪の夕陽丘にあるハシモト産業株式会社を訪れた。ここの会社は L-Factory という社名でホームページも有る。革はどうしても色落ちするのであまり濃くない物を使用する事にした。
革の単位は1デシ=10x10センチ、牛一革約250デシ、値段は約60円〜100円。

ハシモト産業株式会社/L-Factory : 543-0075 大阪市天王寺区夕陽ケ丘町3番21号
06−6771−6911
10/29/07
Category : material(材料) Project : Bar (カウンター&スツール)

イゾンベを10月29日に購入した、大阪南港に有る材木商の町は平林と言う地域だった。この地域を地図で見ると住吉川の河口に7つの貯木池が有る事が分かる。第2次世界大戦で大阪は甚大な被害を受け、戦後の戦災復興事業の一環として住之江区平林付近に貯木場を建設した。外国や国内から集まった原木が河の街大阪を通り各地に運ばれていたが、現在では貯木池も写真で見る様に丸太が殆どないのが現状だ。その理由は製材された状態で輸入する事が多くなったのと、原木は他の港に入る事が多いかららしい。
平林の歴史について、ホームページ平林会より

しかしこの辺りは今でも材木商は健在で建築からあらゆる物の木に関しての専門材木商がここに連なる。今回ゆっくり時間を取り扉をたたき、どういった物を扱うのかを聞いて回った。そこで分かった家具に使用出来る銘木を扱う商店をここに紹介します。