染料系のステイン、鮮やかな色が出るのが大谷塗料のこのステインの特徴。2液製のウレボンフラットにも使用でき。ラッカーにも混ざる、信頼の置けるカラーです。
塗料を購入したのは、奈良の木下照僊堂、専門は朱を扱われている130年の老舗だが、亭主の木下さんは積極的に木工関係の塗料や接着剤も良質の物を調べて扱われている。価格的にも他店よりお手頃な値段で販売されている。


サンディングシラーの特徴、なぜサンディングシーラーを下地に使用するのか。
サンディングシーラーは上塗り塗装と違いサンディング用に柔らかくできている。木への接着が良くそして上塗りの接着も良い為生地の下地塗りに使用する。
例えば鉄の錆び止めを鉄の下地塗りに使用するのと全く同じ事で、仕上げ塗料を直接塗れば剥がれやすいが錆び止めを塗った上に塗ると剥がれにくい。そして塗料に厚みが有る為、ぼこぼこの表面でも滑らかに平らにしてくれる。また塗料が柔らかいのでサンディングもしやすい。
木材用のサンディングシーラーは木目の間に入り平らにしてくれる役目が有る。しかしいくらサンディンルシラーの塗り後が良くてもこのまま使用するのには塗装が柔らかい為に耐久性が無いので上塗りは必ず必要になる。
ステインは今回塗料の中に混ぜて使用した。ステインを生地に直接ぬらずに、厚みの有る塗料の中に色を入れる事で薄い色の着いた幕ができる様にしたかったからだ。まさにこのステインの使用方法は塗料に解ける様になっているからです。

上塗りのネオデラックを二回スプレーで吹き着ける。間にはサンディングを又する。サンディング出来る乾燥までに20時間程かかった。この塗料は、空気中の湿気によって硬化する一液型ウレタン塗料で、余った塗料を容器に入れていたら翌日ゼリーの様にぷるんぷるん成っていて、数日経つとプラスチックの様になっていた。普通の塗料は表面が固くなり中は乾燥しないが同じ様に全体に乾いて行くのが特徴の様に感じた。と言う事は表面が乾いて中はまだ乾いていないと言うのが一般的な塗料だが、この塗料は同時に全体に乾いて行くので表面んが乾いていると中もそこそこ乾いている事に成る。
この手の塗料は仕上げにはバッフィングをすると真っ平らになるのだが、ポリッシャーが無いので水性サンディングの2000番でバリを落としワックスをして仕上げた。コンパウンドの荒め、細めで磨いでみたがツヤがくすんだので2000番のウェットサンディングで仕上げた。



Category : メラミン化粧板張り(アイカ) Project : Bar探偵 カウンター

京都、林海象監督のBar探偵のカウンターの張り替えを依頼されたがカウンター自身の使用限界を超えていたので土台から交換する事にした。映画美術を考えた店内装飾の為に新しい物と言うより元々有った物の様な時代を感じさせる仕上げがコンセプト。アイカのメラミンン化粧板の中からスタンダードの木目を使用して仕上げる事にする。
私が渡米する前にはこのようなラミネート仕上げを通称デコラ仕上げと称していた。デコラとは元々会社の名称で今のデコラニットの製品から付けられ、一般的に職人さんはデコラ張りといっていた。

アメリカではこれらのラミネートをフォーマイカと言う、またこれも会社の名称からで北米では一番有名な会社でもある。ミッドセンチュリーの頃に開発され今では様々な素材が表面に施される様になった。アメリカで使用した事の有るラミネートは、Formaica,Wilsonart,Nevamarやイタリヤの
Abeltlaminatiなどを使用していました。会社に寄って抽象柄などには特に特徴が異なってて、イタリヤのアベルトラミナティーなどはイタリヤらしい柄の物が有った。
日本のラミネートは二種類の厚みが有る、スタンダードとポストフォームと言う厚みで、ポストフォームとは名前から柱に巻くと言う程薄い。スタンダードはカウンターなどにも使用出来る様に厚めになっている。

ラミネートの下地にはよくパーティカルボードを使用していた。パーティカルボードは表面が平なので張った後も波が打たない、しかし重くて水回りのキッチンのカウンターなどの下地にはあまり使用しなかった。なぜなら水を吸うと膨らむので継ぎ手が開いてくるからです。

メラミンの張り方は、理屈で分かっていてもなかなか実際に熟練された人の仕事を見ないとうまく張れません。適当に張れているようでも後で剥がれたり、継ぎ手が開いていたり、失敗したときの対処方法など色々とテクニックが有るからです。
私のやり方はアメリカを大工で渡り歩いてあちこちで見て覚えた方法です。ここでは簡単にポイントを書いてみます。
ラミネートを張るにはコンタクトセメントと言う速乾ボンドを使用します。この接着剤はスプレーで付ける方法とハケやブラシで塗る方法が有りますが。今回の方法は私がよくやる方法のひとつです。