「この家具は家族の一員です」なんて言える家具を作りたいのです。
個性的で存在感があり品質の高い作りで永く使用してもらえるものを目指しています。
当工房で家具を作るうえで今後目指す方向性:
「雑木を利用して家具をつくる」
一般の製材経路を通り流通している材木は、ほんの限られた樹木だけを利用していますが
色々な目的で伐採されて行く山や住宅街のなかにあった近隣の雑木を利用して、当工房で
製材、乾燥を経て家具の製作に利用して行こうと思っています。
伐採された雑木は今まで伐採業者が処分料を払ってほとんどの場合チップ工場へ運ばれて
いましたが、それらのパルプの原料にしか成らなかった様な樹木を利用して、家具製作の
専門家の目で適材適所に利用しようではないかと考えております。
雑木の利用:
利用目的の無かった伐採されてゆく樹木を雑木と言いまとめていますがそれらの木には
この様な経緯で伐採されて行く家具に適した樹木が多く有ります。
例えば住宅地に近い所に多くの桜が植えられています、大きくなり家に倒れかかる可能性
があるので造園業者に伐採を頼む。電力会社が新しい鉄塔や電柱を建てる時に伐採される
樹木、台風の後の倒木の処理、他にも里山近くの民家からほど遠くない所に以前は薪とし
植えられていた広葉樹大きくなりすぎて困っているなど。これらの樹木は林業として扱わ
れていないのでほとんどが処分されているのです。
私はそれらの木を見直し人間の生活に利用出来るようにして行きたいと思っています。
クヌギなどは木を扱う専門職の人ですら見向きもしない木では有るのですが、私は家具と
して充分に利用出来る木だと確信しております。
今はまだ準備段階なのですが、これらの木を材料に木工教室や家具製作の人材育成にも
力を注ぎたいとも考えております。
処分される雑木を見直し家具製作に利用し、木工に興味のある地域の方々に仕事を教えら
れれば我々のこんなに近くにある自然の恵みを改めて発見出来るのではないでしょうか。
精華スタジオ「私の家具への思い」:
節の無い、虫食いの無い、選ばれた高価な材木だけを使用するのではなく。今まで利用価値の無かっ
た様な木にも着目し改めてその木の特性を発見し家具として利用して行こうと思っています。
材木商から購入する家具使用の材木は多くの流通経路を経る為、とっても高額なのが事実です。
これらの雑木を利用する事で価格面でも実用経費を削減し少しでもお買い求めいただきやすくなる事
を実現させてゆきたいと思っております。